赤ちゃんは良く寝る生き物だと思っていませんか?
サクッと授乳して、寝かしつけて、空いた時間で家事をやって…
それは、まとまって寝てくれる赤ちゃんの場合です。
その子の性格によっては、全然もう本当に寝てくれません。
授乳は三時間おきなんて、神話です。
腹くくってください。
プレママや新米ママの皆さん、経験者の私が語ります。
これは必見です!
赤ちゃんの縦抱きを日常に加えてみる
まず前提として、赤ちゃんの好みに合わせた心地よい抱き方をしてあげてください。
横抱きが好きな子を、わざわざ縦抱きする必要はありません。
心地よい抱き方で、赤ちゃんとママとのスキンシップをとってください。
縦抱きのメリット
・抱っこに飽きさせない
・視界を変えることができる
縦抱きのデメリット
・長時間の抱っこには向かない
・正しい抱き方知識とテクニックが必要
縦抱きは、首が座っていなくても、正しい抱き方を知っていれば特に問題ありません。
- 仰向けの状態から、脇の下から手を入れて首の後ろを支えます。
- ゆっくりと赤ちゃんの頭を起こします。
- 首を支えた反対の手で赤ちゃんのお尻を支えながら、身体全体を持ち上げます。
- 赤ちゃんの顔がママの肩の上あたりにくるように、ゆっくりと赤ちゃんを抱えます。【要約】どんな抱き方をするときも、首の後ろとお尻を持てばだいたい大丈夫です。
縦抱き授乳をしてみる価値
私は乳首が小さかったので、
産院にいたとき縦抱きやフットボール抱きを勧められました。
横抱きだと、うまく飲ませることができなかったんです。
新生児を横抱きすると高さの調節が難しく、最初は乳首を浅くくわえがちなのですが、
縦抱きだと赤ちゃんの口の位置とママの乳首の位置を合わせやすくなります。
縦抱きにするとこれらのことが良いかな、と思うポイントをまとめました。
・授乳の際に授乳クッション不要
・腰への負担軽減
・赤ちゃんの飲む量が増える(=乳腺炎予防)
・吐き戻し予防
抱き方によっては赤ちゃんにうまく吸ってもらえない箇所がでてきて、
母乳が残りやすくなります。
縦抱きをすることで、そうした吸い残しの部分をカバーできるだけでなく、
おっぱいの出も良くなります。
そして、赤ちゃんを自分の太ももの上に座らせておけるので、ママの腕や腰に負担がかかりません。
また、空気を飲み込みにくい角度で乳首をくわえることができ、お腹がはって吐き戻すことが少なくなります。
縦抱き授乳のやり方
実際に赤ちゃんの縦抱きで授乳するやり方を見てみましょう。
- ママの背中にクッションを当てて座り、リラックスした姿勢をとる
- 赤ちゃんをママの太ももの上に向かい合わせに座らせる
- 必要に応じて赤ちゃんのお尻の下にクッションを敷いて高さを調節
(赤ちゃんの口元が乳首よりも少し低い位置になると授乳しやすい) - 赤ちゃんの足はママの太ももを挟むように両側へ出す
- 授乳するおっぱい側の手で赤ちゃんの後頭部を支える
(赤ちゃんの両耳の付け根あたりにママの親指と中指を当て、手のひら全体で首〜肩を支えるとよい) - 授乳するおっぱいとは反対側の手でおっぱいを下から支える
(このとき、乳輪部にママの指がかからないよう注意) - 赤ちゃんのあごを少し上向きにさせた状態で乳輪部が隠れるくらい深くくわえさせる(赤ちゃんの顔を胸に押しつけすぎないよう注意)
腰痛にならないために気を付けたいこと
疲れもたまってくると背もたれに寄りかかりたくなりますが、
腰掛けるのが浅めだと、ふんぞり返ったような姿勢で授乳するようになってしまい、
骨盤が後ろに傾いた状態になるため、腰痛の原因になります。
出産前から腰痛に悩むプレママも多いですが、
赤ちゃんの抱っこで腰痛になるママも非常に多いですよね。
背もたれを利用するときは、深く腰掛けるように心がけて、
体が後ろに傾かないようにしましょう。
もちろん、猫背もだめですよ!
母乳の出も悪くなってしまいます。
猫背のメリットは本当にないですよね(笑。
脚を組んでも、産後の骨盤が締まる大事な時期なのに、
それを歪ませてしまうので避けたほうが良いでしょう。
この時期はなんにせよ、姿勢よくいることに越したことはありません。
まとめ
毎日赤ちゃんを抱っこして、ときには数時間抱っこしっぱなしですので、
今は大丈夫だからと過信せず、なるべく腰に負担がかからないように気をつけてください。
授乳中に腰痛になると本当に辛いです!
ちなみに、うちの場合、
ぐずりだしたら寝ている態勢から縦抱きであやすと泣き止みます。
むしろ、縦抱きじゃないと泣き止みません。
この体勢が好きなんですね。
個人的には縦抱きが楽で、赤ちゃんにもママにも良いのかな、とは思っていますが
横抱き、交差抱き、フットボール抱き、縦抱き、添い乳など、
ママと赤ちゃんのスキンシップのためにも一通り試してみてください。
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