中国武漢から発生し、世界中に猛スピードで拡散され続けている新型コロナウイルスですが、ヒトヒト感染によりマスクを着用してもほとんど防御にはならないという事がわかりました。
新型コロナウイルス感染者が日本国内に増え続けている事から、さらなる危機感を肌で感じます。
そこで、あらためて日本で新型コロナウイルスに感染してしまった方が居住、あるいは滞在する感染地域の場所を調べてみました。
追記あり!
Contents
新型コロナウイルスが日本に!国内感染が始まった
中国武漢からの観光客を乗せた観光バスの運転手の男性が国内で第一に感染が確認されて数日経ちます。
その後も政府が用意したチャーター機で帰国した日本人からも次々に新型コロナウイルスの感染者が確認されています。
これまで確認された新型コロナウイルスの感染者は風邪やインフルエンザに似た症状が出たため、「診断」を受けて発見されるといパターンでしたが、潜伏期間や、症状が出なくても感染しているという事もあるようです。
このことからも、まだ確認されていない日本国内の新型コロナウイルス感染者は未知数であり、現在まで確認かれている感染者も氷山の一角なのかもしれません。
このバイオハザードともいうべき現実が今、日本にやってきているのです。
新型コロナウイルス感染者・奈良県
2020年1月28日、新型コロナウイルスが日本で初めて確認されたのが、奈良県の観光バス運転手の男性(60)です。
バスは中国の武漢からの観光客を乗せ1月16日に奈良公園に立ち寄ったようです。
1月8日から11日にかけてバスを運転していた男性は、大阪から東京方面の空港へ向かい、ツアー最終日の16日には1時間ほど奈良公園に立ち寄っていたということです。
男性は14日に咳や倦怠感、そして悪寒などのインフルエンザのような症状が出たため、奈良県内の医療機関を2度にわたって受診し、肺炎の症状が確認され28日には新型コロナウイルスに感染した事が報道されました。
現在は奈良県内の医療機関に入院し症状は改善しているということですが、新型コロナウイルス感染源と思われる中国人観光客は、宿泊先のホテルで他の客や従業員など合わせて104人と接触しています。
まだ症状が表立っていない潜在的な感染者の可能性を考えると恐ろしいですよね。
新型コロナウイルス感染者・大阪
奈良県の観光バス運転手の次に新型コロナウイルスに感染していた事が確認されたのが、奈良のバス運転手と同乗していた大阪に住むバスガイドの女性(40代)でした。
新型コロナウイルスには潜伏期間もあるので、国内で感染が確認されたのは8番目となりました。
新型コロナウイルスに感染した女性は、この1か月間以内に海外渡航の履歴がないことから、国内でウイルスに感染した可能性が高いということです。
新型コロナウイルスは、同じ室内に長時間一緒に居たり、する濃厚接触(いわゆるヒトヒト感染)する病原体で、バス運転手の男性やバスガイドと濃厚接触した人の数は奈良県内に17人、そして県外には5人の合わせて22人いることがわかっています。(2019年1月31日現在)
その後、バスガイドの女性は症状が改善しましたが、経過を観察するために入院しているということです。
新型コロナウイルス感染者・三重県
日本国内で、新型コロナウイルスの感染が発見された10例目は三重県に住む50代の男性でした。
男性は医療機関に受診した際、中国の武漢市に滞在していた事を話、2020年1月13日には武漢市から帰国したといいます。
帰国した際には、新型コロナウイルスの症状は全く無かったようですが、25日から26日に38度の発熱がありました。
1月27日に救急車で三重県内の医療機関に搬送されましたが、レントゲンを撮っても異常が見当たらず一度自宅へ戻ったようです。
しかし、28日に再び39度の高熱を出し、翌日の29日に医療機関を再受診したところ肺炎と診断され入院し、検査の結果、新型コロナウイルスに感染している事が確認されました。
新型コロナウイルス感染者・京都府
1月30日には京都府でも新型コロナウイルスの感染者が確認されました。
新型コロナウイルスに感染してしまったのは、京都府在住の中国人留学生の20代の女性で、2020年1月16日から22日まで武漢市に帰省していたといいます。
新型コロナウイルスに感染した中国人留学生の20代の女性女性は、武漢市への帰省中、咳の症状がある人と接触したという事から、中国武漢でヒトヒト感染してしまった模様です。
2020年3月2日最新感染地域マップ追記!
新型コロナウイルス肺炎の感染は、まず初めに奈良、大阪、三重、京都から感染が発覚しましたが、感染は日々拡大の一途を辿り、2020年2月27日現在では既に中国での死者2744人 、感染者7万8497人という未曾有の被害を及ぼし、遂に日本でも以下のように2人の死亡者と178人以上の感染者が確認されています。
感染者の数(26日午後4時基準)
日本:178人(+21人)※チャーター便感染者14人も含める。
(+クルーズ船感染者691人)
●死亡者
日本:2人(2月13日と26日)+(クルーズ船死亡者3人)
奈良県
大阪府
三重県
京都府
に続き、新たに自治体が公表した感染者数(2020年2月26日午後11時)
北海道
東京都
神奈川県
埼玉県
北海道
石川県
栃木県
長野県
千葉県
愛知県
和歌山県
高知県
愛媛県
沖縄県
に、あらたな感染者が見つかり、これに対して政府もようやく重い腰をあげ、以下のような声明を発表しました。
2020年2月15日に大阪京橋のライブハウスArcで、実はコロナウイルス 感染者だった高知県の30代女性が、そうとは知らずにマスクを着用しないでライブイベントに参加。
結果、北海道の40代男性2名が感染するという事態になってしまいました。
↓大阪京橋ライブハウスArcでのコロナウイルス感染に関する詳しい記事はこちらから↓

◆国民の皆様へのメッセージ
〇国民の皆様におかれては、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
〇次の症状がある方は「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合
センターでご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、専門の「帰国者・接触者外来」をご紹介しています。マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診してください。
なお、 現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、 インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、 かかりつけ医等に御相談ください。
【相談後、医療機関にかかるときのお願い】
〇帰国者・接触者相談センターから受診を勧められた医療機関を受診してください。複数の医療機関を受診することはお控えください。
〇医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、 手洗いや 咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる) の 徹底 をお願いします。
この遅すぎる政府の対応に、国民からは避難声が多く上がり、オリンピックの中止や一年延期、そして他国での開催がささやかれるだけでなく、大規模なイベントの中止を余儀なくされたエンターテインメント業界も大きな打撃を受けているのです。
一部では「感染隠し」されているという噂も。
この勢いだと、新型コロナウイルスの拡大は、間違いなく全国制覇は目前ですね。
コロナウイルス感染で気を付けたい場所
新型コロナウイルスの病原体はヒトヒト感染する特性をもっているので、感染者の多く出た地域や、他人との長時間の濃厚接触は避けましょう。
また、冬の乾燥も菌を繁殖、拡散させる大きな要因になりますので、湿度を保ち、手洗いうがいを徹底しましょう。
春節(旧正月)で中国人観光客が1番訪れる外国は「日本」という統計がとられています。
差別は厳禁ですが、中国観光客が病原体を日本に運んでしまう可能性があるのも否めません。
↓中国人観光客が最も集まる都内近郊の人気のスポットはこちら!↓
新型コロナウイルスの国内感染?中国人観光客の多い危険スポットと新型肺炎の症状とは?
また、2020年2月15日に大阪京橋のライブハウスArcで、実はコロナウイルス 感染者だった高知県の30代女性が、そうとは知らずにマスクを着用しないでライブイベントに参加。
結果、北海道の40代男性2名が感染するという事態になってしまいました。
↓大阪京橋ライブハウスArcでのコロナウイルス感染に関する詳しい記事はこちらから↓

まとめ
現在増え続ける新型コロナウイルスの感染者の潜在数はまだ未知数です。SARSの時も全てが収束するまで半年もの時間を要しました。
これ以上新型コロナウイルスを拡散させないためにも、必要な時以外は外出を避け、新型コロナウイルスが集まりやすい場所にはなるべく近づかないように危機管理をしっかりとしましょう。
コメントを残す